★完熟トマトは冷凍して、追熟にストップをかける 熟しすぎてしまったトマトは、追熟すると腐ってしまうので、1個ずつ、ビニール袋に入れるかラップに包んで冷凍を。 スープやソース作りの際に重宝しますし、もし湯向きをするなら、冷凍庫から取り出してすぐに水にくぐらせれば、驚くほど簡単に皮がむけます。 丸ごと冷凍しておけば、湯向きも水にくぐらすだけと簡単 ★生のまま冷凍できない玉ねぎは、炒めてから冷凍 生のままでは冷凍できませんが、炒めてからなら玉ねぎは冷凍保存が可能です。時間のある時に、みじん切りや薄切りの炒め玉ねぎを大量に作り、冷めてから小分けにして冷凍しておけばカレーなどの料理を作るのも簡単。 とくに飴色になるまで炒める場合は、少しやるのもたくさんやるのも手間としては大差なし。大きい鍋で一度に作って冷凍保存しておいたほうが、時間も燃料費も節約できます。 玉ねぎは炒めてから冷凍保存を。こうしておけば次に料理を作るときワンステップ短縮できます。 ★ほうれん草は、かためにゆでて、しっかり水切りしてから冷凍 ほうれん草の冷凍保存は、かためにゆでることがポイントです。 ゆで過ぎると、解凍した時にふにゃふにゃになってしまいます。水きりあとは、使いやすい大きさに切り、ラップに包んで冷凍庫へ。 ラップではなく、市販の焼きおにぎりなどの冷凍品トレーに小分けしていれ、まとめてラップをかけ冷凍するという裏ワザも。 水気をしっかいきり、使いやすい大きさに切って、冷凍保存を。市販の冷凍品のトレーを使っても便利 ★万能ねぎは冷凍保存するのがラクでおトク 冷蔵庫に入れておくと、すぐにしなびてしまう万能ねぎも、小口切りにして、キッチンペーパーの上に広げて水気を吸わせてから、小さめの密閉容器に入れて冷凍保存すれば約1か月も保存が可能で、ずっとおいしく食べられます。 万能ねぎは、買ってきたら一束全部小口切りにして冷凍保存を ★フルーツを冷凍保存。また違ったおいしさが味わえる フルーツをまとめ買いしてたべきれなかったときなどは、冷凍庫でこうらせてしまいましょう。 ぶどうは皮ごと、イチゴはへたを取り、メロン、パパイヤ、バナナは皮をむいてから一口大に切って、いずれも密閉容器に入れて冷凍します。食べるときは半解凍した状態で、まるでシャーベットのようで、生で食べる時とはまた違ったおいしさが堪能できます。 フルーツは冷凍すると、シャーべットのような味わいに。水と砂糖を1対1の割合で混ぜたシロップにくぐらせてから冷凍しても美味しい ★豚薄切り肉を冷凍、とりあえず酒だけ振っておく まとめ買いした豚薄切り肉は、酒を振ってから冷凍しておくと、あとで炒め物など幅広い用途に活用できます。 密閉容器の底にラップを敷き、酒少々を振った豚薄切り肉を5枚ほど並べ、その上にまたラップを敷いてまた豚肉を・・・、と次々と重ねていく方法ならば、後で必要な分だけ取り出せます。 豚薄切り肉は酒を振って冷凍保存。酒のうまみがしみ込んでいるため、炒めものなどが一層おいしく仕上がります。 ★ひき肉は薄く伸ばし、縦横に筋を入れてから冷凍 ひき肉を冷凍する場合は、冷凍用保存袋に入れて、薄く伸ばし、包丁の背で、板チョコやカレールウのように、縦横に筋を入れてから冷凍庫へ。 こうしておくと、炒めものや煮物でちょっとだけひき肉を使いたい時に便利。使う分だけポキッと折って取り出し、冷蔵庫で解凍します。 薄く伸ばして冷凍したほうが、後で使うときにラク。使いやすいように筋を入れておくと便利。 ★ハムは用途に合わせてスライスして冷凍しておくと便利 水分の多いハムは、本来冷凍には適さず、解凍すると多少味が落ちます。しかし、頂き物などで大量にハムがある場合などは、仕方がありません。 サンドイッチやサラダに使いやすいように薄くスライスして2〜3枚ずつ、それぞれをラップでピッタリ包装し、それらをまとめて冷凍用保存袋などにいれ、冷凍保存します。 使いやすい分量に小分けして冷凍を。解凍後は生で食べるよりも焼くなどしたほうが美味しいかも ★魚の冷凍は生のままより味噌や粕に漬けてから 店頭に並んでいる切り身の魚の多くは、冷凍魚として運ばれ、解凍されたものです。 なので、買ってきた切り身魚を冷凍することは、再冷凍することだと認識したほうがよさそう。 再解凍するときにかなり味が落ちるのを考慮すると買ってきたものをそのまま冷凍するのは避け、旨みが保てる味噌漬けや粕漬けにしてから、冷凍庫へ。煮魚にしてから汁ごと冷凍する方法もおすすめです。 魚の切り身は、味噌漬けなどにしてから冷凍保存したい ★まとめ買いした鮭で自家製鮭フレークを作って 朝ごはんやお弁当のおかずとして人気の塩鮭は、安い時にまとめて買って、一度に焼いてからほぐし、鮭フレークに。 すぐに使う分はそのまま冷蔵し、残りは、小さめの冷凍保存袋に入れて冷凍を。使うときは凍ったまま、温かいご飯に混ぜればよく、チャーハンの具などにも重宝します。 塩鮭は、鮭フレークにしてから冷凍保存。コロッケやオムレツの具など、いろいろな使い道があり便利 ★常備したいあさり、解凍せずに加熱調理できる 新鮮な砂出し済みのあさり1パックをよく洗い、キッチンペーパーで水気をふき取った後、冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ。 美味しく食べられる保存期間は2〜3週間。殻つきのまま冷凍できて手間いらず。使うときも解凍せずに加熱調理できるあさりは、冷凍庫に常備する価値ありです。 あさりを冷凍保存しておくと、何かと便利。空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ ★パンは買ってきたその日に冷凍するのがベスト パンは、湿気が多い時などはカビが生えやすいので、買ってきたらすぐに冷凍したほうが風味を保つことができます。 食パンなどを何枚か纏めて冷凍する場合は、パンとパンの間にラップを挟んでおくとより取り出しやすくなります。 冷凍保存の封をする時は、中の空気を追い出しながら、食べるときは自然解凍。または凍ったまま焼きましょう ★納豆は、冷凍して自然解凍しても風味がほとんど変わらない 納豆は冷凍して自然解凍しても、味や粘りにほとんど変化なし。ということは、買ってきたらすぐにパックごと冷凍保存してしまうといいかも。朝食で食べる分だけ前日の夜に冷蔵庫に移しておけばいいし、朝、冷凍庫から取り出して半解凍の状態でも、器に移して食卓に出せば、すぐに解けます。 凍ったままの状態で刻めば、ひき割り納豆風のものが簡単に作れます。 ニオイが気になる人はビニール袋に入れてから冷凍庫へ。古くなってあわてて冷凍するのではなく、新鮮なうちに冷凍してしまったほうが美味しくい食べられます ★ピザ用チーズとクリームチーズは冷凍保存OK ほとんどのチーズは、解凍後にポソポソになってしまうため、冷凍保存には不向きなのですが、使うときに加熱するピザ用チーズとクリームチーズは、冷凍保存が可能です。ピザ用チーズは開封したとたんにカビが生えやすくなるので、使い残した分は袋のままクリップ等で口をきっちり止めてから冷凍庫へ。ただしニオイがつきやすいので、さらにビニール袋にいれて。 クリームチーズは小さくカットし、ラップを敷いた密閉容器に間隔をあけて並べて、冷凍します。 ニオイが付きやすいので、口をしっかりと閉め、さらにビニール袋に入れてから、冷凍庫へ ★とんかつなどの揚げ物は、アルミホイルに包んで冷凍 多めに揚げたとんかつは、1個ずつアルミホイルに包み、さらにビニール袋に入れて冷凍しておけばカツカレーやカツ丼が素早くできます。 食べるときはアルミホイルに包んだままオーブントースターで加熱。そのあと包みを広げさらに過熱すれば、カラッと美味しくしあがります。 とんかつは揚げる前の状態でも冷凍保存が可能だが、揚げてから冷凍しておいたほうが忙しい時に重宝します。解凍もオーブントースターで簡単にできます ★ひじきの煮物などは、冷凍しても味が落ちない ひじき煮のほか、切り干し大根、五目豆、卯の花などは、冷凍してもあ費が落ちる心配がなく、たくさん作って、密閉容器などを使って小分け冷凍しておきます。 朝食やお弁当に活用するときには電子レンジで解凍を。ひじき煮は卵焼きの具にしてもいいし、ご飯と混ぜれば、栄養満点のひじきご飯もつくれます。 ひじき煮などは小分けして冷凍を。解凍は、電子レンジでも自然解凍でも可 ★残ったケーキや和菓子も、冷凍保存でおいしく 残ったケーキや和菓子をそのまま置いておくと風味が落ちたり、かたくなったりします。そうなる前に、その日のうちに冷凍してしまいましょう。 ケーキの場合は、高さのある密閉容器のふたのほうにケーキを置き通常は食材をいれる方の本体をふたにして上からかぶせると出し入れが簡単です。和菓子は1個ずつラップに包んでから冷凍庫へ。いずれも、食べるときは自然解凍で。 密閉容器のふたにケーキを置いて、本体をふたにするとよい。生クリームやあんこは、冷凍保存向き。自然解凍で、元通りの美味しさが楽しめます。 |